病院選びに大失敗した糖尿病患者の母親

私の母親は、20年ほど前に糖尿病をわずらってから近所の内科に通っていましたが、そこでは薬だけの治療で、食事や運動といった指導は一切受けませんでした。糖尿病はかなり進むまでは自覚症状はないので、母親は土壇場まで自分は糖尿病ではないと偽った認識をして、生活において何の改善も見られませんでした。

そのようなわけで糖尿病はどんどん進行していき、糖尿病をわずらってから10年が経過しました。そしてある日、体調がすぐれないので高槻にある大阪医科大学附属病院で検査をしてもらった結果、合併症がかなりすすんでいました。特に腎臓がかなり悪くなっていて近いうちに透析ことになるという診断を下されました。そして大阪医科大学附属病院に即入院していろいろと教育を受けました。

思い返してみえば、すでにヘモグロビンA1Cが10を超えていたのに、近所の病院ではインシュリンを打つようなことすら一言も言われませんでした。その時には時すでに遅しでしたが、これ以上悪化させないための指導を新しい病院でみっちり受けました。特に食事の指導はとても細かかったです。カロリーブックの本を見て、カロリー計算を厳密に行いました。そしてたんぱく制限が厳しく、1日30g以下と言われました。お米にしても糖尿病患者向けの物を注文しました。とにかく食事面においては大きな改善が必要でした。とにかく大阪医科大学附属病院では注意事項が考えられないほど非常に多かったです。それなのに、以前の病院では薬の投与以外は何の指導もなかったのです。

私は薬剤師をしているのに、こんなになるまで母を放っておいてしまったことをとても後悔しました。糖尿病においては、大きな病院の専門の外来を利用するべきなのです。糖尿病は本当に怖い病気で合併症が出ると手の施しようがありません。糖尿病を決して甘く見てはならないのです。手術や化学療法といった手段も通用しないのです。人工透析、失明、足の切断という最悪の事態も経験しなければならず、そうなると生きていることが本当に苦痛に感じます。

何はともあれ、病気を治す病院そのものでも治療方法に大きな違いがあることに大きなギャップを感じました。そこで病院選びにおいてはいろいろな人の口コミを聞いて、しっかりと吟味しなければなりません。まして糖尿病のようなやっかいな病気は。より慎重に事を行う必要があります。いずれにしても、母親は病院選びに大きな失敗をしました。
ちなみに私自身は口コミの重要性を再認識したこともあり、http://xn--gmq12gpynw0lixci98ce84a.com/というサイトを利用して評判のいい薬局へ転職することに成功しました。